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A〜Dを描いたそれぞれの院生たちは、自分たちの絵を眺めながら考えました。
「何を基準に分類するかな?」 「AとB,CとDに分けられそうだけど…」 「なんか、AとBはリアルやし…」 4人は、AB、CDに分けられるとの仮定はできるのだか、その決定的な根拠を見つけあぐねていました。 その中、一人が「どこから描いた?」と聞いた。 「私は口から」「え?私は髪の毛から」と顔を見合わせます。 それぞれ自分が描き始めた所は誰でも一緒だと思っていた様子です。 CDが口から描き始めたものだと言うことが分かりました。 口から広げていくように描いていった者と、輪郭や全体像から描き始めた者に分けられる。 そして、口から描いた者は歯磨きのイメージをより触覚的に捉え、そうでない者は歯磨きのイメージを第三者が眺めるように視覚的に捉えていることが分かりました。 こんなことからも、誰もが自分と同じように世界を捉え、イメージし描きだしているのではないということに気づかされます。 その気付きは、絵が好きで、表現者として生きてきた彼女たちにとっても新鮮な驚きだったようです。 この経験が美術教育への、子ども理解への興味や関心につながってくれることを願います。
by kouk10
| 2011-05-04 00:15
| 美術教育
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